先週のレッスンで、高校生の生徒が
「校歌の伴奏をするのでみてください」 と楽譜をもってきました 「めっちゃ難しいんです」 今までにも合唱コンクールなどで かなり難しい伴奏もこなしてきた生徒なので 「何が難しい?」 と尋ねると 「なんかよくわからない曲で、めっちゃ難しい・・・」 ともかく一度、弾いてもらうと 音もリズムも、楽譜通り正確に弾けてはいるけど 彼女が「よくわからない」と言うように 音楽が、とらえられていませんでした 4拍子と2拍子の変拍子で フレーズも不規則 ところどころ唐突に凝った伴奏になっているなど 確かに弾きにくそう 拍子の変わるところを意識して 拍子をしっかり感じて 大事な音を見つけ 歌のフレーズを感じて このように、一つずつ楽譜を読み解いて もう一度弾いてみると 先ほどとは、うって変わって 生き生きとしていきました 「どう?」 「いい感じ、弾きやすい」 「歌う人も、きっと歌いやすくなると思うよ」 どんな曲でも 楽譜を読み解いて、音楽が理解できると とっても弾きやすくなります 楽譜を鍵盤に移しかえていく作業だけでなく その先にある音楽を理解して、感じて 弾けるようになると もっともっと楽しくなります レッスンでは、小さい人も大きい人も 楽譜から音楽を読むことを 大切にしています 「めっちゃ難しい」から「いい感じ」へ進化して 自信をもって、楽しんで弾いてくれるかな? 歌と一体になって、伴奏を楽しんでね
by klingmusik
| 2013-02-27 00:35
| ピアノ
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