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たった1曲でも

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ピーターラビットピアノの本の第一曲目
『ピーターのたいこ』を練習中の小さい生徒たち

3・2・1、それぞれの指で
しっかり弾けるようになったら
いろいろなパターンでこの曲を楽しみます

キー・ポジションを変えたり
強弱を変えたり
左右の手をいれ替えたり
くり返しをしたり
バリエーションは限りなく…

「ことりさんのたいこにしよう」
と、声をかけると
「チュッ、チュッ」
と、声を出しながら音を探りはじめたHちゃん
「うん、ここ!」
と、弾きはじめました
お家のインコの鳴き声をさがしてたんですって

「いろんなたかさのドをひこう」
に、一つひとつのドの音のポジションを変えて弾いたり
くり返しごとに変えて弾くつもりだったんですが…

「ちがうたいこの音にしてみよう」
と言うと、手をグーにして黒鍵を弾いたり

とにかく子どもの発想は自由で楽しい
次は、何がとびだすのかと
私のほうがわくわくです

生徒達は、『ピータのたいこ』1曲を
めいっぱい楽しんでいます

ピアノのテキストに入る前に
いろんな楽器やピアノの音でたっぷりあそび
自由に表現しても大丈夫という安心感や
ピアノで様々な音が作れる楽しさを
知っているからできること

たった8小節
ドの音と休符だけのシンプルな曲だけど
楽譜通りに弾いておしまいでは
あまりにもったいない
たっぷり楽しんで、力もつけて
次の曲『ドレドレいばりやマーチ』へと進みます

ちなみに、3巻を弾いている生徒も
今でも『ピーターのたいこ』は大好き!

by klingmusik | 2013-09-08 10:36 | ピアノ | Comments(0)
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